・リストの順に施行すること.

・逆に行ったり評点を変更してはならない.(間違った答えを修正しても最初に言った答えについて評点する)

・評点は患者がなしたことを反映するのであって、患者ができるだろうと医師が推測したことではない.

・検査を施行している間に記録すること(記入シートなどを利用).

・特に指示されている部分以外では、患者を誘導してはならない(すなわち、何度も命令を繰り返すと患者は特別に努力をしてしまう).

1.意識障害:

失語症の患者に対して、1b.意識障害(質問)では、2点を与えることになっている.1c.意識障害(命令)では、パントマイムで示しても良いことになっている.それでも出来なければ、2点を与える.

3.視野:

部分的半盲は1点とする.1/4盲、または同時刺激して片方を無視することがあれば1点を入れるという解説がされている.

4.顔面麻痺:

普通脳卒中の場合には顔面の半分だけであるが、この場合、末梢性の顔面麻痺が3点と一番高くなっている.顔面麻痺が一番検者間で一番一致率が悪いと報告されている.

5&6.上下肢の運動:

失語症の患者でも評点する.9点は合計点には加えない.

8.感覚:

全く正常であれば0点で、全く解らないのは2点であり、その中間は全て1点となる.

9.最良の言語:

失語がなければ0点、軽度から中等度の失語は1点、重度の失語は2点、全くの失語や昏迷は3点となる.

10.構音障害:

挿管をしている場合は‘9’ となるが合計点には加えない.

11.無視:

失語があっても、両側に注意を向けているようにみえれば0点を与える.視野刺激で問題があった時には1点を与える.